2010年01月27日
そいや昨日は
昨日は阪神淡路大震災から15年目の節目の日でしたね。15年前の当日はたまたま仕事が休みで、起きたら大変な事になってて愕然としたのを鮮明に覚えています。その日は一日中TVにかじりついてました。だって、それしかできなかったから…あまりの惨状に、すぐに神戸を向かうのははばかられました。実際に神戸に立ち寄ったのは、それから一年半後の事です。あの頃毎日乗り回してたミニ・クーパーで、高速使わないで関東から実家の下関~九州まで、数日間かけて縦断チャレンジした時でした。あの時焼け野原と化した長田区にも立ち寄りました。その頃にはメディアでは「復興」の文字が目立ち始めていましたが、まだまだ震災の爪痕がそこかしこに残っていたのが思い出されます。神戸の市街地に入った途端に、幹線から路地まで、ありとあらゆる道路で大渋滞だらけ、とか…あちこちの道路がスプレーで落書きされてるなぁと思いきや、実はひび割れを表していた、とか…それを見た後だと、視界に入ってくる建物が微妙に歪んでるように見えて、気になって仕方がない、とか…一面更地になって、ぼちぼち新しい建物が建っていた長田区を歩いてて、ふと足元の更地を見たら土にまみれたそこは、明らかに誰かの家の中の跡だった、とか…震災から15年…早いものです。街はすっかり復興した、ように見えます。しかし、当時被災された方々は気持ちに深い傷を負ったまま、こんにちまで過ごされてきたんでしょうね。きっと…そういったたくさんの人々の想いを感じながら、今日も元気に生きたいものですね!