2009年10月29日
切ない事件
■難病息子殺害から5年、死願う妻を「殺した」夫自首(読売新聞 - 10月12日 19:01)どうしても書きたくなったので今日は切ない日記です。この事件、物凄く悲しくて寂しい事件ですね・・・記事にある2004年の出来事以来、母親のこの人は物凄く辛い思いで過ごしてたと思う。死なせてしまうのは悪いとは誰もが判ってる事だけど自分の愛する息子が物凄く辛い病気になり、助けて欲しいと頼まれて苦しませたくない為にこういう風に楽になる方法を実行してしまったのは少し理解できるこういう人に「どんな理由でも人は殺しちゃいけない」とは言えない・・。言うのが正しいのか言わないのが正しいのかすら判らない。その出来事以降、この人は(自分の手で息子に手かけてしまった)という事で物凄く悩み、物凄く苦労したんでしょうね・・だからずっと死にたいと言ってたんだろうし・・。そしてそれが切欠で今回の事件が起こってしまった。本当に悲しい事件です。もし身近な人が同じような病気になり物凄く苦しみながら、「楽にしてくれ」と言われた時、どうするだろう・・。とちょっと考えてみた。逆に自分がこういう病気になった時はどうするんだろう・・。本当に難しい話です。単なる"殺人"として処理して欲しくない。1つ言えるのは介護とか本当に大事だし大変だって判りますね。